間質性肺炎の進行状態の裏付け

間質性肺炎

間質性肺炎などの状態を調べるための血液検査のマーカーとして「KL-6」という数値がある。この数値は肺の細胞から出るたんぱく質で肺の内側(肺胞)の細胞が傷ついたり、炎症を起こしたときに増える数値であるとの説明を受けた。

 

この数値が高いほど(正常値は500U/mL以下)、肺に炎症や線維化(硬くなる変化)が進んでいる可能性があるという。昨日の検診では主治医が過去と現在の血液検査と肺のX線検査の画像を見ながら間質性肺炎の進行は止まっているようですねと話してくれた。

 

過去のKL-6値は血液検査の都度記録していたので振り返ってみると、発症した当初のKL-6値は3000U/mL前後であった。その年の6ヶ月後は1069U/mL、1年後は422U/mL、2025年の1月/389、2月/376、4月/389、6月/331、と正常値の500以下で推移している。X線画像などと総合的に判断した結果だと思う。

 

治療薬のオフェブの副作用(下痢)については下痢止め薬の効果の状況を見ながら調整したい。と言ってもトイレに行く時間が真夜中もあったりでバラツキがあるから困っている。

昨日も感じたことだが完治が望めない間質性肺炎は人生の一部として受け入れ、今日より少しでも楽しい明日、自分なりの楽しみや安らぎを見つけ、日々の色合いを変えて行く生き方をしたい。

自身の胸部X線の画像、金具は55歳の時のバイパス時の肋骨を止めたもの