今朝早くラインメールが来た、開いてびっくり!Kさんが亡くなったという連絡だった。介護施設で病に伏せていたようだからついに逝ってしまったという気持ちと喪失感が残った。
Kさんとは地元でシニアのパソコンクラブを立ち上げ、会員同士の絆作りや勉強会などでいろいろな軋轢や問題を夢中になって乗り越えた思い出がある。彼は知的で論理的に物ことを考えて解決してくれた同志だった。
先日も新工場の開設時で共に苦労し同志だった知人の訃報が届いたばかりである。今日も訃報の連絡!・・・人は生まれ、人は生き、人は死ぬ。その繰り返しの中で縁を得て絆を繋ぎ、友情を育て、別れたのだ。
茨木のり子の詩集の中にある「さくら」の一遍が蘇った。誌の最後にある「死こそ常態 生はいとしき蜃気楼」という言葉だ
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さくらふぶきの下を ふらふらと歩けば
一瞬、
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と
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「生は愛しき蜃気楼」なんと美しく切ない一節なんだ、やはり胸に迫る言葉だ。私もこの蜃気楼の生を、力いっぱい駆け抜けたいと改めて思う。





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