先日、行き付けのコーヒー店(自家焙煎コトリ)に行きブレンドコーヒーを味わっていると副店長から「この中にジャッカジ棒が出てますよ」と言って一冊の詩集を手渡された。
A5半の小づくりの詩集だった、表題には「那須の緒」という文字があった。
開いてみると大田原市在住の愛好者らによる同人詩誌で、この中に「貝塚津音魚」という人の「ジャッカジ棒」という詩が載っていた。
詩の中に「ジャッカジは湧き水のこと 蛇のように沢山湧き出る ジャッカジ棒のその先は・・・」と記載されている。
「貝塚津音魚」というのはペンネームのようだ、日本現代詩人クラブなどに所属して詩集などを発刊している詩人で2016年12月に「県北で初めてこの詩集を創刊した」とネット情報にあった。
「蛇のように出ている」というのがジャカジなのか、そういえば大子町の山裾にある停留所に「蛇穴」という名前がMapにあるのも何か関連がありそうだ。
以前に大田原市の湧水探検のホームページを作成したが、ジャッカジの語源が解らなかった。
以来この語源を求めて問合せしたが不明だったのでこの詩集にはっきりと「ジャッカジは湧き水のこと」とあるので多分この説が正しいのかもしれない。
地元の郷土誌とはあまり関係ない詩集にこの文があったことに奇妙なめぐり合わせを感じた。
大田原市の湧水地(ジャッカジの語源については不明とした)
http://yoichi1938.sakura.ne.jp/kawaraban/20/wakimizu/main.html