老境を感じる時

日記

老人ではなく、老境を感じるようになった。老境は自身の思いや、状況・境遇を指す言葉なので、人によってまったく異なる感じ方をする筈である。私自身は「老境」を感じる時が最近は増えて来たような感じがする。

以前は平気で歩けた朝のウォーキング(約4㎞)がつらくなって毎日は歩けなくなった、それに病気や薬と付き合う時間が増えている。また一日があっという間に過ぎるので時間の感覚が変わってきている、「一年が早い」「季節が駆け抜ける」ように感じるのは長く生きて来たので同じ出来事を新鮮に感じなくなったからだろうか。

老境を感じても衰えるとは考えないことだ。しかし人生経験を積み重ねたからこそ出来ることは一体何だろうか?・・・出来るとしたら「ゆったりと物事を味わう」ことや日常の小さな出来事や自然の移ろいを味わえる豊かさを感じることかも知れない。

水彩画を描くこともゆっくりになった

 

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