大田原市の湯津上地域を地元の人々や広く全国に広めて町おこしにつなげるために「那須国 古代ロマンプロジェクト」という団体が昨年に発足し活動していることを初めて知った。
この実行委員会が主催する「古代那須国と水戸光圀公」と題した「なす風土記の丘湯津上資料館」館長の上野修一氏の講演会があったので聴講してきた。
那須国造碑や古墳群などの話しの中で那須のこの地域は「日本考古学の発祥の地」でもあるという話しには新鮮に聞こえた。
全国から見れば影の薄い栃木県の中で地元でも余り知られていない那須の湯津上地域を知って貰う為には今後大変な努力が必要だろうと思う。
他県から移住した私には那須国というネーミングが良いと思った「那須国 湯津上」と打ち出した方が「大田原市湯津上」より地域イメージが近くなる。
また地域住民に広報することはむろん重要だが全国に知ってもらうためのイベントやネット広報の方を優先すべきではと思う。「那須国 古代ロマンプロジェクト」で検索してみたら活動内容がヒットしないのはなぜかな?。
ロマンを感じるこの会の活動は大いに興味がある、応援したい気持ちになった。