岩手県宮古市の浄土ヶ浜のスケッチの後に裏手にあった「蛸の浜」は文字通り蛸が採れる漁港である。観光客も少なく魅力ある風景に出会ったので構図を考えながら写真に収めた。
秋の公民館祭りに出展することになっているので作品を一点は出したいと思い必死に描いたのが「蛸の浜辺」である。自分なりに完成と思っていたが・・・買い物から帰って一時間後に再度眺めて感じたことはやはり色使い、重量感、光と影などいつもと同じ「ワンパターン」でイマイチのレベルからランクアップしていないと感じた。
趣味の生き甲斐で描く絵だからイマイチでも楽しく描ければそれで十分だと思う時もあるがイマイチばかりの絵では挫折感が残る。生きている以上美しい自然や静物を眺め心の中の感動を描き出しと思う、このためにはイマイチの絵からランクアップしたい。
違った視点を取り入れるために鑑賞力をもっと付けるべきではないか?美術館に行ってプロの絵をもっと鑑賞したいと思っている。次の旅は東京の技術館巡りも考えたい。