「旅のスケッチ」は思いきりが必要

水彩画仲間と一緒に行った五浦海岸のスケッチ旅で、印象に残った海岸風景を描いてみたが思ったより時間がかかり、出来栄えも「下手くそ」の絵になった。

趣味だから楽しめればそれで良いではないかという考えもあるが、もっと上手くなりたいという向上心もある。老いてもこの向上心と心の充実感は持ち続けたい。

この旅が刺激になりYoutubeを観たり「旅の時短スケッチ(著者:あべまりえ氏)」も買って読んでみたりしている、いろいろ参考になる内容ばかりである。

参考になっても絵が上手くなる訳ではない。デッサン、構図、彩色などの基礎を身に付けなければならない。楽しみながらの旅スケッチ、楽しみながらの学びを続けたい。

以前、先生の指摘で建物の壁面にごく薄いイエローオーカーをバッサリ被せたらイメージが良くなった、私にはこの点の思い切りが足りない。旅スケッチでも思い切りと我慢が必要と反省した。

気が付いたポイントとして陰影のコンストラストを思い切って描く、完成を焦ってはいけない、暗い色はいつでも入れられる。スケッチブック全面を常に使う必要はないと気が付いた。

紅葉風景(写真を模写)

五浦海岸の港(習作)

五浦海岸(習作)