- 明日は「敬老の日」である。先日86歳の誕生日を迎えることが出来たことに先ずは感謝したい。暑い日が続き家にいることが増え、間質性肺炎の薬の副作用で体調もイマイチだったので朝のウォーキングが出来なかった。
歳を重ねれば体の衰えは止まらない、これは自然の摂理である。自然に逆らっても無駄と思う時もあるが、それでも生きて行かねばならない。毎日の運動量が減ると、筋肉が使われる機会が減る。筋力が衰えるとさらに疲れやすくなる、こうならないように頑張る必要もある。体の衰えは止められないが遅くすることは出来るはずだ。
人生経験を重ねた今だからこそ人生の深みを知り、無理をせずとも豊かさを感じられる時もある。目標を達成することより、「今日、少し気持ちよかった」「この瞬間は悪くなかった」と感じられる時間を増やすことが、長い目で見て生きる力になるのかもしれない。
読書、音楽、水彩画、友人や仲間とのつながりなど私の人生を彩り心を豊かにしてくれていることに感謝したい。老いが進むことは避けられないが、老いる中で何を感じ、どう生きるかは、私自身が決められることなのだ。好きなことを続けて少しでも良かったと思えることを発見したい。
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