年寄りを忘れよう

日記

疲れやすくなったのも、薬の副作用が出るようになったもの、忘れっぽくなったのも、みんな老いに結び付けてしまっている。客観的には事実だからどうしようもないが年寄り扱いされると最初は反発する気持ちがあったがだんだん年寄りだからということに慣れたのか心地よい感じも持つようになった。

 

家族からの自動車免許証の返上の話も歳だから事故を起こさない内に返上したらという話にも、そうかなとあまり抵抗を感じなくなっているのも年寄り根性が出て来ている。

 

自然に逆らわず、穏やかに生きるということは居心地の良さを堪能すること、周りから年寄りだから仕方がないという寛大に受け入れてくれる環境は諦めの中に物足りなさと不甲斐なさを感じる。

 

年寄りを忘れてウォーキングや水彩画、音楽、ひとり旅、誰かと話すことなど、懸命にやっているが大したことではない。年寄りにいい加減飽きて来たのでこの辺りでもっと大きく変身したいものだ。

風が冷たいが歩いた

 

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