高齢者の要介護認定率に思う

長寿社会だからどこの家庭でも起こる課題である、高齢者の介護や支援が必要な人の割合は80歳代前半は約3割、85歳以降は約6割だという、ビックリする数字だ。

年代別の人口に占める要介護認定者の割合は、40~64歳では0.4%、65~69歳では2.9%ですが、加齢とともに急速に高まり、80~84歳では26.0%、85歳以上では59.5%となっていると分かった。

昨日、健診で行った病院でも車椅子で診察を受ける人が多くなっている。まだ若い人が親の介護で付き添いに来ている姿も増えている。

85歳以上の要介護認定の割合が60%と聞くと愕然とする数字である。誰でも自分の事は自身でやりたいと思っているはずだ。

86歳である私も介護で家族に迷惑はかけられない、持病の心臓、肺の病状は悪化しないように医者の指導を守り、自身で出来る運動、食事、趣味の韓国語、パソコン、水彩画などの学びを続け小さな喜びを見つけたい。家族、友人、社会とのつながりを持ち続けたい。

詩集「茨木のり子」に書いてあった言葉

「老いはみんなに訪れるけど、成長は望むものにしか訪れない。」