老いは忍び足でやってくる?

朝起きてウォーキングのために下着と登山用のズボンと上着を着るまでは立ったままで出来たが今は時々よろけるのでズボンを剝ときには横の壁に手を添えるようになった。

その後は、くるぶしのサポーターを巻き、靴下を履くために椅子に腰をかけ、足を持ち上げるが直ぐには足が近くにこない、ヨッコラショと足を曲げて靴下に入れる。右足が終わりもう一度同じようにヨッコラショ作業を繰り返す。

リックを背負って玄関で靴を履く時も腰を下して靴ひもを縛って出かけ、約1時間半ぐらい歩いて戻り1日が始まる。

歩きながら、ふといつから足や腰が硬くなったのだろうか?老化現象だろうがいつから始まったのか分からない。

足の爪を切るのがむずかしい。爪切りが足先に届かない、無理に腰を曲げようとすれば痛くて声を出したくなる。

椅子に座って切ると切ったカケラがどこに飛ぶのか分からなから新聞紙の上で切るのだが更に難しい作業になる。

長く使って来た身体のアチコチに故障が生じ、苦しむのもまた自然の成り行きかもしれぬ。ただそれがいつ始まったのかハッキリしない、突然そのことに気づくのは面白くない。

老いはいつも忍び足でやって来て身体のどこかに滑り込み、気がついたらいつの間にか身体が固くなっている。

そうであればベットに横たわって動けなくなり、アレいつからこうなったかなと思う時があるのかもしれない。ここまで考えたら、不愉快になった。

朝のウキーッキング