痛みは「治す」のでなく「治める」ことにする

高校生の時にラグビー試合で右足くびを捻挫したことがあった。

この時に完全に治さなかったのが仇となり80歳に近づいた2017年頃から長時間歩くと右足くびが腫れて痛くなりだした。

治そうと思って整形外科でレントゲン撮影して診察してもらったが先生は右足のくるぶしが外側に曲がっている。

これを治すとなると手術しかないが年齢と手術のリスクを考えると手術は勧められないといわれた。

これ以上曲がらないようにして無理をしないで歩くようにするため紹介された装具士と相談したらサポーター(足底板)をすることになった。

毎朝の6kmのウォーキングの途中に痛くなることがあるが我慢して歩いているとだんだん痛みがなくなり、そのまま歩き続けることは出来る。

近くの那須の山にも登れるから、このまま生きて行くしかない。

狭心症で三本の冠動脈は閉塞しバイパス手術したことがあり再狭窄も考えると手術などで「治そう」と考えることに無理がある。

この右足のくるぶしの痛みは治そうとすると、治らないことにイライラするし、不安もあるもう精一杯生きたではないか。

不調な部分を養生して「治める」のが良いのかもしれない、右足の痛みは「治す」のではなくいたわりながら「治める」ことにしよう。

6km歩いた後はくるぶしが腫れている

右足のくるぶしが曲がっている