毎月の数日間、近隣にあるメッキ会社の顧問として品質改善や人材育成のために出勤している。
社長から懇願されて引き受けたのだが、勤務する以上は成果が出るように頑張っているつもり。
私は既に83歳であり、4〜50歳代の会社幹部からすれば立派な老人であるためか会社内では「先生」呼ばれている。
この呼び方に当初はかなり違和感を感じて「名前」か「顧問」を呼んで欲しいと頼んだが実現しなかった。昔、20年間勤務した韓国企業では「コモンサマ」だったなぁ~。
呼び名にこだわってはいないが、先生と呼ばれるような指導が出来ているのだろうかと気になっている。私にとっては若い人との意見の交流は活力の元になり生きがいにもつながっている。
中小企業でもTOPが全てを把握して指示するやり方では限界がある。企業が発展するためには組織の力が発揮できる組織とリーダーが必要である。
5S指導や品質改善などの個別の課題解決を通して人材教育を進めているつもりである。
会社内で「先生」呼ばれている以上、表面処理業界の現状や将来方向などの勉強も必要であるので関連情報など読んでいる。
なにより成果が出なければ勤務する意味ないので頑張るしかない。