高野山では二泊違う宿坊に泊まったので時間をかけてゆっくりと多くの歴史的建物、国宝、重文など見て回る事が出来た。
宿坊に泊まるのは初めてだったが普通の旅館に宿泊するのとあまり変わらず精進料理は美味しく、風呂もトイレも綺麗だった。朝6時30分から勤行に参加したり護摩祈祷など非常に得難い貴重な体験ができた。
金剛三昧院の国宝の多宝塔や、ぜひ観たいと思っていた霊宝館では国宝や重文など約一時間鑑賞できた。再度壇上伽藍にある建物を見て回った。
「六角経増」では押して一周すると「一切経」を読経した功徳が得られるそうなので一人で一回転できた。壇上伽藍で出会った日本人や外国人とカタコト英語での交流が思い出に残っている。旅は人と人を結び付ける不思議な力がある。
徳川家康と徳川秀忠の霊が慰められている徳川家霊台を見て女人堂まで歩いて高野山と別れて来た。高野山の町の中ではすべて歩いて回り一日19,000歩ぐらい歩けたのも早朝のウォーキングを続けているからだと思い足に感謝した。