「エンディングノート」について

朝のウォーキングで時々出会う人が居る。その中の一人と一緒に歩いた時にびっくりした会話を交わしたことあった。それは市内の葬儀社が主催した「エンディングノートの書き方」という講習会があったので出席した話だった。

「エンディングノート」とは、自分に万が一のことが起きた時に家族や友人など身近な人に自分の意志をあらかじめ残しておいたり、自分の生と終焉を書き綴るノートなのだ。

その書き方を教えてくれる講習会があるとは、またそこに出席して現在の健康状態、葬儀・お墓についての希望、その他気がかりなことなどを実際に書いてきたそうだ。

へーそんな講習がこの田舎町にもあったのか、と驚くと同時に「終活」という話まで会話が進んだ。

「終活」とはヤナ言葉だな、出来れば避けたくなる・・今まではそう思って考えないことにしていたのだがエンディングノートと終活の話で6kmのウォーキングは終わった。

いつものようにネットで調べたら「終活」は「終」という字を使うものの・・・「死ぬ」ではなく「生きる」に焦点を当てるのが終活の目的だそうだ。なるほどね、死を前提とする話は戸惑うし触れたくない。

人生の最期に向けた準備なんてやっぱり避けたいし触れたくないが「終活」でやるべきことの1つ目として、エンディングノートがあるようだ。

また「終活」にはメリットが、主に3つあるという内容が出ていた。

1、自分の意思が家族に伝わり、老後の生活が前向きになる。

2、残された老後生活が充実する。

3、遺産相続のトラブルを回避できる。(我家には関係がないかも)

自身の人生の棚卸しをすることで自分を見つめ、今後の人生をより豊かに、自分らしく生きるための活動と考えるのが一般的になっているそうだ。だとすれば残された老後生活が充実することにもなる。

「エンディングノート」か!「終活」か・・付近の書店でこの言葉の書籍も見たことがある。一度考えてみるか!!