韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が南北首脳会談後の9月20日に中国と北朝鮮の境界にある「白頭山(ペクトゥサン:2744m)」に登ったというニュースがあった。
この白頭山には私にも思い出がある。韓国在留中に指導していた会社が2010年8月に中国吉林省の延吉市に小さな工場を作った時のオープン式に出席した後に朝鮮民族の発祥の聖地である「白頭山」に登ったのだ。
その当時からバスからジープに乗り換えて山頂まで行けたのだが、あいにくの悪天候で美しい火口湖も深い霧で見えず戻ってきたのだった。天気が良ければ思い出も一層深く残ったであろうに残念だった。
今後、韓国と北朝鮮の関係がどうなるのか、南北統一は朝鮮民族の悲願かもしれないが現在のところは白頭山頂で私が経験したのと同じ霧の中のようで誰もわからない。