原爆の日と変わらぬ日常

早朝は郊外まで往復90分ぐらい歩けた。歩きながら今日は原爆の日であり、15日に終戦になり2年後の1月にわが父が46歳で亡くなり、苦しい生活を乗り越えてきたことなど思いながら歩いた。

蛇尾川の橋から

今日も部屋で水彩画と韓国語の勉強と読書で過ごした。ふと一生懸命描いて来た水彩画を眺めながら気が付いたのはパレットに残った絵具だ。

絵の先輩からパレットが汚いと指摘を受けたことがある。描き終わったらパレットは洗って下さいと指導された。長期間の放置でなければ毎回洗わなくても大丈夫ではないか絵具は水で溶けるから固まっていてもすぐに使える。

上野の森でスケッチしていたベテランらしいおばさんのパレットも汚かった、質問したら毎日は洗わないよと言っていた。大したことではないが面倒くさいからかも。

上野の森で出会った人のパレット

TVのニュースでは平和記念公園では犠牲者を悼む人々の姿と今年はG7サミットが開かれ被爆地は世界から注目されたようだ。

原爆の日に思う事は、戦争の惨禍と核兵器の恐怖を忘れずに、平和と人間の尊厳を大切にする意識を持ち続けることが大切だ。