風呂場の窓の近くに巣を作ったヒヨドリが2匹の雛を子育て中だったのでそっと遠くから観察していたが、今朝は鳴き声もしなくなり親の姿も見なくなくなった。
お昼まで様子を見ていたが親鳥も子も戻らないので外部から南天の茂みを掻き分けて巣を覗いた。巣の中は綺麗になっていたのでいつの間にか雛が巣立ったのだった。
ヒヨドリやツバメの巣が家に作ると縁起が良いと歓迎されるのは幸運が舞い込んでくるという逸話があるからだ。
人間の生活環境内に巣を作ること自体が繁栄の象徴であり鳥が巣を作る環境は人間にとっても健康的で暮らしやすいからとも言われているので、これが俗説でも気分はよい。
あの巣立ったヒヨドリが無事に育って、また戻って来てもよいぞと声をかけたくなった。願わくは福も持ってきて欲しいものだ。