水彩画を描く時の気持ち

花や風景を見て感動した美しさやその時の思いを思い切って描いてそれ以外は思い切って省略したらどうですか、写真ではないのですからと指導の先生からよく言われる。

そう、感動は心の叫びだ、これを表したいのだがそれが出来ないのがうらめしい。

出来ないから現実の風景を写し取ってしまう、これは真似をしているに過ぎないのではないかと思う。

人からうまいねと言われれば満足している自分がいることを発見するからダメなんだな。

この歳になっても他人から褒められて気分が良いことも確かにある。戸籍上には年齢はあるが、もう歳だからとかもう老人だからとかは考えたくない

いま生きていることが大切なんだ、青春の時の気持ちで溌剌と描きたいといつも考えている。

しかし、凡人だからそれが出来ない。出来ないが挑戦を続けることが生きがいなんだと思っている。

最近は雨の日が多いので描きかけの水彩画を仕上げたが、やっぱり進歩がないと感じている。

絵手紙ではないが「下手でいい、下手がいい」と思いつつも挑戦は続けたい。

紫陽花(F6)

黒羽城址公園(F6)

新緑の渓谷(F8)