「自然の摂理に従う」という生き方について考えてみた。今の自分の状態を受け入れ、その状況に応じて最善なものを選ぶということでもあり、その時々を柔軟に対応していくことである。あんまり考えすぎると柔軟さを失ってしまう。
間質性肺炎の進行を抑える「オヘブ」薬の副作用による下痢と体重低下で悩まされながら生きている。
80歳代という年齢は人生の深みを知り、無理をせずとも豊かさを感じられる時期であるとも言われている、しかし家でじっとしていれば体力が落ちる、動き出せば疲れがでる。どちらを選んでも苦しさが伴う、もう一つ心の疲れもある。
そんな中で「どう生きていくか?」という問いには、自然に逆らわず、穏やかに生きるということになる。続けているウォーキングや水彩画、音楽、ひとり旅、誰かと話す、体が動かなくても、心はいつでも旅ができる。
老いは「終わり」ではなく「熟成」と考えて、若い頃には気づかなかった小さな美しさに目を向け無理をせず、今あるものを大切にして他者への優しさも大切にしながら生きて行こう。






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