映画やTVで観た有名人も庶民も死は平等に人生を消し去って行くんだなと考えると何かむなしくなる。名声も財産も、最終的には無力になってしまいいつかは忘れ去られるのだ。
むなしさは、「何かを変えたい」「何かを見つけたい」という願望の裏返しかな、むなしさを感じるのは、何かを求めているのか、今のままでは面白くない、もっと面白く生きたいという心の叫びなのか。
不治の病と言われる間質性肺炎を患い辛い日を過ごす時があるが、その時いつも感じるのは「不治」という言葉がもたらす心の重さなのだ、現代の医学でも治療法がないという難病だが病気の進行を遅らせることが出来る薬「オヘブ」という薬を処方さ飲んでいるが下痢という副作用が難点である。下痢止めの薬も同時に処方されているが完全には止まらない。
今日という日が、少しでもやわらかくなりますように 朝の光が、ほんの少しでも心に届きますように。そして、「生きていて良かった」と思える瞬間が、また訪れますように祈りたい。
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