今年の春に郊外の田圃風景をスケッチに出かけ、F6号に描いたが田圃の表現が上手く出来なかった。特に植えたばかりの稲穂の彩色が上手く出来ず、納得できない作品になったので部屋の隅に置いたままになっていた。
11月に作品展が予定されているのでもう一度この田圃風景を大きくF10号サイズにして、この風景画に挑戦したくなった。空と山の田圃への映り込みと稲穂の彩色が上手く出来なかった。難しいだけで終わるのも悔しいし思いが残り進歩もない。
今日はセピアの会の定例会で手始めに稲穂をマスキングして練習してみた、マスキング液を希釈してペン、マニュキア筆、極細筆を使ってみたがいずれもダメだった。
この会の大先輩のS氏に相談したら田圃の背面はもっと薄くして稲穂は後からガッシュ(不透明水彩絵具)を使ったらとのアドバイスがあった。
残暑厳しいので涼しい部屋でもう一度早春の風景を描こうと思っている。






