今日で87歳の誕生日を迎えた。間質性肺炎と狭心症と闘いながらも元気に生活ができている、病と戦うのでなく病と共生していると思った方が良いのかもしれない。毎月病院で健診を受けながらも生きているのは主治医、家族、仲間の助けがあるからで感謝に堪えない。
振り返ってみると紆余曲折の人生だった、狭心症でバイパス手術後に55歳で会社を退社した時が最悪の時期だった。その後に韓国の中小企業のオーナーから技術指導の要請があり韓国で療養しながらの生活が始まり当初は2~3年のつもりが、20年近くになり77歳で退任した、この間には日韓交流、山登りの楽しさなどで多くの韓国人との絆も出来た。
現在は77歳から始めた趣味生活を楽しんでいるが山歩きやウォーキングが出来なくなってきている。韓国語の学び、水彩画、パソコン、散歩などはこれからも無理をせずにのんびりと楽しんで行きたい。
今日の誕生日に、温かいお祝いやメッセージをいただき、心より感謝したい。台湾、韓国からや日本の仲間からのお心遣いに支えられて、こうして日々を過ごせることを幸せに思っている。
人間の生命はいつか果てるが、そのいつかは神様、仏様のみが知ることで誰にも分からない、生きていることはありがたいことである。いつの日か、もっと生きたいと願っても、逝かなければならない日が必ずやってくる。
残された時間はそう長くないが健康であることが一番である。元気であれば、自分の思うことをやり遂げられる、地域社会における活動も、趣味活動もやれるときにやっておきたいとの思いが込みあげて来た今日の誕生日である。
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