マイナンバーカードの思い出

今でこそマイナンバーカードを知らない人は少なくなったがこのマイナンバー制度が始まってからかなりの時間がたっている。今回の第2次岸田再改造内閣では河野デジタル担当大臣は変わらなかった。

マイナンバー制度が始まった当初はパソコンの使う事が面白く、シニアのパソコングルプでホームページの作成やソフトの応用などで興味があった時と重なっていたので制度が始まると同時に利便性を説明されたので申請しマイナンバーを貰った。

その後にカードの発行があり確定申告をe-Taxでやったのが2016年だった、税務署に行かずにパソコンで出来たので便利だったが一年に一回だけだったのでマイナンバーカードは持っているだけで使う機会はまったくなかった時代が続いた。

新しい制度が始まる時は必ず抵抗がある、国民総番号制度などマイナス面だけがニュースになるから普及が進まない。今になってデジタル化を急ぐあまり、安全性の確保がおろそかになっていなかったか、考える必要があるなどの識者の話を聞くと違和感を覚える。

今回は最大2万円キャンペーンが功を奏したようで72%に達したようであるが、口座が他人に紐付けられるようなミスが13万件もあったようで大騒ぎになった。

政府は一連のトラブルを受けて、既存データやシステムの「総点検」をしているらしいが遅すぎるし、結果として真剣にやってこなかったという事になると思う。

TVでいくら報道しても見ていない、新聞も読まない、昔のような情報の伝え方は今では多くの人に伝わらない。TV、ラジオ、SNSなどの情報発信を考えなければならないような気がする。大騒ぎの後はしっかりした体制で進めて欲しい。

この考えもあるがメリットの方が大きい