絵を額縁に入れ眺めた

昨年の11月末に海を描きたいという話があり、北茨城の五浦海岸にスケッチ旅に出かけた。五浦岬公園内には岡倉天心の六角堂があり、ここで美しい海岸風景を眺めながらスケッチした。

絵が下手でも「上手いネー」と声を掛けられる。観光地では多くの目にさらされながら耐える覚悟が必要だった。

今年のセピアの会の展示会には大きなサイズに挑戦することになり、五浦岬から描いたスケッチ絵を参考に初めて大きなサイズのF15号に描いた。

晩秋の色合いと松の彩色で四苦八苦して筆が進まなくなったりしたが仲間の励ましもありやっと完成したと思ったら、最終的な指導会で先生から海の遠景、雲の色と形、海の波打ち際・・・などいろいろ指摘を受けた。

自己判断で自分なりに修正して完成としたと思ったら、注文して置いた額縁が本日わが家に届いた。絵の隅にサインをして額縁に入れて眺めた。

眺めてみると・・凡人だから凡人の絵にしかならないが額縁に入れると多少見栄えは良くなった感じがする( ^^) _U~~。

晩秋の潮風 五浦海岸 (F15号)