「くまの木里山応援団」が主催する里山学講義に出席した。最初に市川団長から活動内の説明があったがこの団体の目指すべき目標が明確になっていることが非常に参考になった。
里山再生のボランティア団体は活動を継続することが一番大切で重要な事だが活動が目的化しているともいえる。
この応援団のように目指すべき目標に向って組織や他の団体との連携などの説明があり学ぶ事が多かった。
森林総合研究所の高橋氏の話は気候変動、日本のエネルギー源の変遷などから里山の整備まで幅広い解説であった。
最近は木炭を作る窯数が増えている、薪の価格が上昇している話があったが、これも最近の国内での大きな変化であると感じた。
特に里山の炭素蓄積についての話しの中で小さな林でも整備によって高い炭素吸収が出来るということや、里山の材質別の蓄積量と吸収量などについても初めて知った、新しい言葉や概念が多く出て刺激を受けた。
私にとっては難しかったが学びたい内容がまた増えたようだ。