財務省官僚の一番偉い人が書いた論文が文藝春秋11月号に掲載された。
この内容は日本は「このままでは国家財政は破綻する。コロナ対策は大事だが人気取りのバラマキが続けばこの国は沈む」と訴えている。
日本丸という船が氷山に向って突き進んでいると驚かされた内容だった。
確かに国の借金が増え続ければ大変なことになりそうだ。
今月の文藝春秋12月号ではイェール大学の浜田宏一名誉教授が矢野論文を完全否定している論文が出ている。
「自国通貨を発行している政府は破産しない。政府は必要に応じて貨幣発行すれば、債務超過は解消できる」という。
現代貨幣論という学説があるようで国の借金のGDP比256%が1000%になっても問題ないという。
私にはいくら考えてもどちらが正しいのかわからない。多分、どちらも正しいのだろう。
少し論文の中身についてもっと知りたくなった。知るは楽しみなりと言うではないか!