この時期は大好きな梨が出回りスーパーで買ってよく食べている。
最近、知人から美味しいから食べてみてくださいと届けてくれた梨があった。梨の箱を開けると上品な香りが部屋にプーンと漂った。
一緒に入っていたチラシには地元にある果樹園で栽培されている「かほり」という品種の巨大な梨であった。
「かおり梨」という名前は聞いたことがあるがこの果樹園では「かほり」というブランド名を使っていた。
さっそく食べようとこの「かほり」をカットすると果汁があふれんばかりに滴った。
果肉はソフトでシャリッとした歯触り。口にふくむとまろやかな甘味が広がり、上品な香りと共に甘いのにすっきりとした後味で食べ応えがあった。
梨が好きなので毎日たべていると、あっという間に無くなってしまった。
今日は同梱されていたチラシに載っている市内、桧木沢地区の農村部にある「鈴木果樹園」を初めて訪ねた。
まづ、ビックリしたのは、周囲は畑ばかりであるのに他県からの訪問者が多いのか、アルコールスプレイやソーシャルディスタンスを促す表示板など感染予防対策がしっかりしていた事だった。
大きな梨の「かほり」は出荷できるのはごく僅かになるから価格が高くなるようだ。
横浜の孫が好きなので送ってやって、自分が食べるのは豊水にした・・・すぐに味見をさせてくれたが、スーパーで売っているより大きく味も良かった。
大きな豊水梨を三個買ったら、初めて来てくれたのでお土産として三個もサービスしてくれ、ゴーヤもなぜか二個も戴いた。
この果樹園では3代目のご夫婦とおばあちゃんが対応してくれ、梨に関する説明や味見などこの地方の人々共通の素朴であたたかい人柄を感じた。
やはり直接会えば対話を通じて人との温かい繋がりで心が満たされる。