オッサンになる人、ならない人

書棚を整理したら面白そうな題目の「オッサンになる人、ならない人」という本が出て来た、富増 章成氏の著書(PHP新書)だが面白かったことは覚えているが中身は忘れた。

そこで少し読み始めたら止まらなくなった。読み終わったら整理が進んでいないので本棚の整理は適当に終了とした。

オッサンになると若いときに感じたあの高揚感を感じなくなってきている、またくしゃみがでかくなったり、同じこと話たりしたら、オッサンっていうのは、間違いないらしい。

しかしオッサンがいてこそ社会がなりたっているので、オッサンと馬鹿にしないで欲しい気持ちもある。

オッサンは歳をとることに潜在的に恐怖感をもっている、だから「人生はこれからだ!」なんて自身に言い聞かせながら活動している・・・。

でも「人生はこれからだ」といいきかせなければいけないのは「もう歳なんだ」と思っているからだ、トイレを出て洗面所の鏡に映る自分の姿を眺めて・・そこ出ている老いに愕然とする。

コーラスで発声練習の前に先生が体をほぐしましょうと言って首を回したり、腕を動かしたり、背筋の屈伸を繰り返したりしているがあれは本に出ている「オッサン運動(オバサン運動)」かもしれない。

同じ話を繰り返すのもオッサンなのだ、心の寂しさを他人に認めてもらいので同じ話が受けると嬉しいのでもっと話したいのだ。もっとも話したことを忘れてしまったとしたらこれはもう記憶力の低下現象だ。

オッサンは政治経済など外面に興味が向かい、自分が見えなくなる、身だしなみに気を付けなくなったりする。まわりも見えなくなるので、周囲の人が何を不快に感じるかに鈍感になり、声がで大きくなったり、独り言を言い出したりする。

私はもう「オッサン」をとうに通り越したから何と呼んだらよいのだろうか??

オッサンの特徴が良くまとめられている。 どの特徴も微笑ましいものばかりで、当てはまったとしても気を落とすことはない。

「瞬時に記憶喪失になる」という章で引用された、「世界はじつは五分前にはじまったのかもしれない」という仮説が印象的だった。知識とはいったいなんなのかと考えさせられた。

読み返した本