透明水彩画を描く

最近、透明水彩画を描くことに何故か非常に熱が入ってきている。しかしどうしても先日に写生した大雄寺の境内の風景画の彩色がなかなか進まない。

建物のバランスが悪いし、茅葺屋根の色も気に入らない。そこで先日描いた市内の大雄寺にもう一度一人で出掛けてスケッチして戻った、これから自宅で現地のイメージを忘れない内に写真を見ながら彩色している。

先生からは物の形状を線で形を表現するのでなく、全体で表現すると教わったが具体的にどう描くのかいまいち分からない。

透明水彩は出来るだけパレットで混ぜ合わせず、その色の持ち味を活かすと透明感がでる。そして、画用紙の上で光や影の部分を色の重なりで表現する。黒などは色がにごりやすいので多用しない。

薄い色から塗り始め、徐々に影を足していくと立体感が出るというがこの辺りも難しいがともかく繰り返し、繰り返し描いてみることにする。

大雄寺

大雄寺の山門