愛読書は歴史小説

毎週、一回は付近の書店に行って新刊本、雑誌、など見て回るのが習慣になっている。高年齢化が進んでいるせいか、新刊書籍の紹介棚には終活や高齢期の生き方などに関係する書籍が相変わらず多い。

そこに内館牧子氏の最新刊『すぐ死ぬんだから』という本が一気に23万部という記事と一緒に棚に並んでいた。やっぱり高齢化が進んでいるから高齢者に人気で販売量が多いのかな。

私はこの手の本はあまり読まない、もっぱら歴史小説が多い、歴史小説ではなんといってもフィクションを絶妙に混ぜながら書かれる司馬遼太郎作品に魅力を感じる。

歴史小説は難しいことを考えないで物語を楽しむことが出来る、過去にこんなことが起きていたんだと知ることができるのも面白い。読んでいると引き込まれて時間が経つのを忘れてしまう。

最近読んだのは北方健三著の「チンギス記」のシリーズ(四)である。「チンギスハン」の若者時代で名前もまだ「テムジン」と呼ばれている時代の内容であった。

数多くの部族に分かれて争いを繰り返している時の内容だが、いずれモンゴル帝国の初代皇帝になるまでこのシリーズが続くのだろうとが、次のシリーズ(五)の発売が待ち遠しい。

チンギス記(四)