立派な企業幹部になった

今日は40年前から付き合っている中小企業の会長の息子に出会っていろいろな話を聞いた。久しぶりの面談だった。

この息子が20代の時はレーシングカー関係の仕事に夢中になり、いつも当時の社長に合えば息子のことで心配していた。小なりとはいえ起業して従業員3~40名の企業までしたのに息子が自分勝手なことばかりして跡継ぎしてくれないと嘆いていたのだった。

その息子に久しぶりに会ってみると40歳代の経営陣の一人になっていた。そうして自分の夢を語ってくれた。もう経営のトップにもなれる考え方と行動力を持っているようだが親の方が肝心な資金関係は握っているらしい。

息子は若いとき苦労かけたので親孝行したい、そのためには親の希望通りのままにして我慢しているらしい、しかし本音はやはり独立した経営をしたいらしいのだ、親の気持ちも解る、息子の希望も解かる。

一体どうすれば良い結果がでるのかわからないのが悲しいが、第三者が入り込む隙間は無いし、なるようにしかならないような気がした。なぜ親は子のやる気をそいでしまうのか?