絵画展示会の観賞で過ごした日

今日は西那須野地区の絵画愛好会の展示と那須野が原博物館で開催している明治初期の西洋画の祖といわれている「高橋由一の新道を描く」と題する特別展示会が開催しているので両方の展示を見てきた。

愛好会の展示は油彩が主だった、毎年二回この展示のために各自が描いた絵を集めて開催しているようだった。どれも指導者級の力作だった。

那須野が原博物館の「高橋由一の新道を描く」は明治初期の時代に栃木、福島、山形の3県の写生旅行で128枚もスケッチ画を残している。展示された絵をじっくりと鑑賞が出来た、あの時代にどんな道具を持ち歩いたのだろうか、風景が活き活きと精密に描かれている。デッサンの技巧も構図や遠近感など私にとっては刺激的な展示会であった。

昼食は行きつけのカフエでピザパンですましていたら、隣に座ってコーヒーを飲んでいる中年女性と交流が出来た。いろいろな話の中で一年前に二十代の最愛の息子を事故で亡くし来月が一周忌と聞いた。

びっくりした、子を失った母親の悲しみの深さは血肉を分けた存在だから話を聞けば聞くほど悲しくなった。

しかし、喜びもなかなか続かない代わりに、悲しみも、時間とともに、和らいでくるもの。心が落ち着くまでの時間は人それぞれですが、だんだんと悲しみは薄れ、やがて、穏やかな気持ちで思い出せるようになる日が必ず来る。今を耐えて頑張りましょうと言いたかった。

コメント

  1. 匿名 より:

    昨日お会いした武井です
    日々お元気なお姿拝見して励みになります。
    私も…これからの人生楽しまなくちゃ…ですよね😊