みちのく潮騒トレイユを歩いて

「みちのく潮騒トレイユ」を味わって来ようと思い立ち「気仙沼から釜石区間:75km」を4泊5日で部分的に選んで一人旅をしてきた。

これと同じようなコースと同じような趣旨で作られている韓国の済州島の「済州島オルレ(トレッキング)」を先日歩いて来たのでつい比較してしまう。

青森の八戸から福島の相馬までの700kmを「歩くための道」として環境省が整備し人と自然、人と人とのつながりを感じるような道にしたいようだがまだ道半ばと感じた。

気仙沼から釜石区間では復興工事が続いている状況であるからトレイユコースの整備はこれからと言う状況は理解した上で今後考えて欲しい内容を率直に述べたい。

この道を歩こうと思う人は年齢、体力さまざまである、一人の時もあれば数人になる場合もある。済州島オルレのように10~20kmを一区間として各コースの出発点を表示して欲しい。

高年齢者の一人旅でも不安なく完歩した喜びを味わうために区間表示は必要であり、工夫が必要、何かあった時の緊急連絡先も地図に欲しい。

騒音と排気ガスがヒドイので国道は出来る限り避ける、県道も歩道がなく安全でないところが多い。左右に別れる道には必ずリボンのようなもの付けて不安なして歩けるように、現状はまだ何もなく迷ってしまう。

景勝地、観光地でも道の表示は必ず必要である。碁石海岸などでは半島を回るようになっているがトレイユの道が解らない。

まだいろいろ感じた事はあるがいろいろな意見をもとに総合的に判断し外国人でも短期間でも安心して歩けるような道にして欲しい。これには沿道の行政の協力や住民の理解も必要である。
碁石海岸にて

碁石海岸にて