愛猫チャオ君の旅立ち

4月頃から体調を崩して動物病院に通院治療して一度は回復したと思ったら6月に入って急に食べ物の量が減ってきたので通院を繰り返し大好きなチュルチュルや缶詰などいろいろ試したが食が細るばかりだった。

点滴や新たな投薬をしたが回復せず、血液検査とレントゲン検査で黄疸が悪化しているのと腫瘍のようなものが内臓に確認できた。獣医先生の診断は、触診で大きくなってきているので切開して腫瘍が切除出来れば良いが切開しても最悪の場合はそのまま閉じますからよろしくと言われた。

結果は腸に出来た癌が思ったより大きくなっていて腸に絡まり切除も出来ないという最悪の状況になっていたようだ。手術の翌日の朝の面会では大きなゲージのなかで酸素と点滴を受けながら頑張っている姿があった。

次の日には容体が急速に悪化していて子供のように可愛がっていた家内が近づいて「チャオ!」と呼びかけても全く反応しなくなってしまった。その1日後の昨日の夕方に旅だった。

飼い猫の平均寿命が16歳である。チャオはまだ6歳の若さだったが精一杯生き抜いたと思う。最期は獣医の力とチャオの若い治癒力に期待したが無理だった。

私達よりも、先に逝ってしまうということは覚悟していたが、いくら覚悟をしていてもやっぱり悲しい。回復に向けて出来る限りの事はしたつもり、これも運命と諦めてチャオの冥福を祈った。合掌

旅だったチャオ