気になる風景

毎朝のウォーキングで以前から気になっている風景が

もう一つある。それは牛が居ない牛舎である。

もう6年以上経ってしまったが2011年3月11日のに

東日本大震災が発生しこの震災に伴って福島第一原子力

発電所事故が起こった。

毎年夏にはこの牛舎で飼育されていた牛は那須の山の

自然の中で過ごして秋には戻って来ていた。

あの事故以降は山の放牧場も放射能に汚染されている

報道があり、牛はどうするのか心配していたが・・

その年の秋には戻って来なかった。

以来、牛の居ない牛舎は荒れるに任している風景になった。

いつ牛の飼育が始まり元に戻るのか、もう再起は出来ない

のかここを通る度にいつも気になっている。