認知症機能検査の日

「認知症機能検査・高齢者講習」のお知らせと言う手紙が来た。今年の運転免許証の更新に必要なので直ぐに市内にある自動車教習所に予約した日が今日だった。受付時間の30分前に教習所に到着したら既に数人が待っていた。

しばらくしたら、腰がかなり曲がったお婆さんが杖を突いてそろり、そろりと入って来た。この人も検査や講習を受けるのだと聞いた時はビックリした。

検査はペーパーテストといっても16枚の描かれたものを思い出し何が書かれていたかのか回答した、3年前のことを思い出したが本日が何年何月何日何曜日で時間を書かせるテストも回答を事前に教えるようなものだった。

この認知機能検査は高齢者の排除でなく、余程の認知機能低下が無い限り出来るだけ救ってやろうとする論理で一貫している。この検査を受ける高齢者は基本的に毎日運転している、栃木県北部の地方では生活には自動車は欠かせないのだ。

結果として認知機能のほうは「認知症のおそれがある」基準には該当しませんでしたとのこと。適性検査として視力等の検査も受けたが視力、動体視力、夜間視力、視野ともに問題なしで、実車指導の方も特に指摘されたことはなかった。

これでとりあえず3年間は運転ができそうだ。来場した高齢者全員が高齢者講習修了証明書と認定認知機能検査喧嘩通知書を頂き今日の検査は終了した。