セピアの会の総合批評会

昨年の秋から教室や野外で絵いて来た水彩画を持ち寄って指導の先生から批評と指導を受けて今後に生かそうという趣旨で、この時期に毎年開催しているが本日がその日であった。

色相、色調、黄金比率などについて先生から解説があった。また野外写生会で写真を撮って部屋で加筆する時にどうしても写真にとらわれ過ぎているようだ。

写真と同じように描くのでは無く、一旦風景から得た感じを受け取って、心に感じたイメージを描いて欲しいと言われても現実はそうならない。

何度も修正を重ねた作品(五浦海岸・F15号)

初めて大きなサイズF15号に挑戦した水彩画の「五浦海岸」を見て貰ったが・・・「ガンバって挑戦したのは良かったですね、遠景が少し単調、もう少し書き込んで欲しい。また遠くの海の色に変化が欲しい」とのことだった。

今日は先生の各作品の指摘内容や他の会員の絵など鑑賞して、一番感じたたことは見たままの風景や静物でなく、感じた風景や静物を描き出すということ、そしてしっかり描いて自身が納得できるような絵を描きたいということだった。

作品批評会の風景