道の駅について感じたこと

今回の東北地方の車旅では道路沿いの休憩施設「道の駅」に10軒近く立ち寄った。こんなに一度に立ち寄ったのは初めてだった。

「道の駅」は我が街にもあるが、地域の観光情報や地域特産品の販売、レストラン、トイレなどの設備を提供し、地域の観光や農産物の振興に貢献していると言われているが現実はどうなのか運営実態は伝わってこない。

今回の旅で感じたことは活気があり地域外からも大勢の人が来ている「道の駅」と地域だけでこじんまりタイプの「道の駅」と2極化していることだった。

旗やのぼりをつけた屋台があり、その地方にしかない食べ物や工芸品があり、呼びかけがある「道の駅」は入って見るだけでも楽しくなる。道の駅が人を集めて地域の活性化につなげるには、キーポントとして多様性への対応が必要と感じた。

多様性への対応は人手も掛かりお金も必要だ、それを乗り越えるには地域の人、行政、国などを動かすパワーが必要で中心となるのはやはり地域の若い力であると思う。

周辺観光スポットへのアクセス案内、地域特産品を再発見で増やす、地域の特色を生かしたグルメと飲食体験など課題は多い。昔のような団体旅行客が減って個人旅行客相手ではどうしても多様性が必要だ。直ぐには難しいがネットで繋がったインバウンド観光拠点という考えもある筈だ。

観光拠点のメガネ橋と一体となっていた道の駅

思わず買って舐めて食べてみた