ウクライナ戦争(小泉悠著)の読後感

ロシアがウクライナに侵攻し、戦争が始まり国際世論の非難を浴びながらも、かたくなに「特別軍事作戦」を続けるロシアのプーチンの考えていることが私にはどうしても理解できなかった。

理解が出来ないことは理解したいし興味も湧いた。ウクライナ関係の解説でよくテレビで見かける著者の本を読めば解るだろうかなと思って購入した。読んでもやっぱり私の頭では良く解らなかった。

そもそも、ウクライナは旧ソ連の崩壊によって独立し、原発事故があったチェルノブイリがある国であるぐらいしか知らない、私にとっては遠い国だった。

ロシアとウクライナの歴史、文化についてもっと勉強しないとプーチンの考え方は解らいかもしれない。

プーチンの開戦の大義がウクライナ政府はネオナチ思想に毒されている、核兵器を開発しており脅威、ウクライナがNATOに加盟すればロシアの安全保障が脅かせる、というが、これだけで隣国を侵略する理由にはならないしまったく容認できない。