毎日のウォーキングで郊外の蛇尾川に行く途中にある建物は以前は市の保健センターの一部だった。
その後は空家のようになっていたがコロナ禍になり、いつの間にか看板が「キャリアコーチ」というのに変わっていた。
前の道を取り過ぎる度にこの建物で一体何をやっているのだろうか?気になると通るたびに気になってくるので今日は思いきって内部に入って見た。
ロビーでキョロキョロしていたら職員が通りかかったので質問した人がこの組織の責任者だった。いろいろ活動内容を詳しく説明していただいた。貧困家庭の子供食堂まで手がけているようでビックリした。
若者の就労支援だけと思っていたが、保育事業、子供育成事業、学童保育事業などかなり広い分野に活動している事が分かった。
就労支援事業はこれから大きな変化が起こるだろうなと感じている。企業が欲しいのは高度なIT技術者や介護や土建業などの業界で人手不足で困っているが、ここでの就業希望者は少ないようだ。
そうなると事業内容を子供や高齢者に視点を移しているいるようだが事業性はという見方をするとかなり厳しいのではないか、NPO法人でも赤字では継続出来なくなる。行政も対応を変えないと存続の危機を迎えるかもしれない。