毎年公民館活動の一環で「花いっぱい運動」があり、地域の一角にある花壇に市から支給されるサルビア等の苗を自治会で植えて、草取りなどをしている。
その後の水やりなどの管理は委託していたが、委託者が高齢になり管理が出来なくなった。
確かに夏の暑い時は毎日水やりが必要で水源が近くにあれば良いが川からの汲み上げも難しいし、結局は小型車で水を運んでくるので重労働になる。
他に委託先が無いので継続は無理ということになり、今年からは各家庭での「花いっぱい運動」にせざるを得ないという話になっている。
「花いっぱい運動」というのは調べてみたら昭和27年に長野県松本市から始まったようで長い歴史がある。
「花いっぱい運動」の心は、単に花で飾るのではなく、清掃をして身近な環境をきれいしたり、川をきれいにする運動へと広がっているのだから続けて行くことは重要であるのだ。
高齢化で今まで出来ていたことが難しくなっているのはこの「花いっぱい運動」以外にも農業後継者や空き家など日本全体に広がっている課題である。
困ったことだがまだ回答策がでない。