孫家族と山でＢＢＱを楽しんだ時に近くのキャンプ場の責任者といろいろ話しをする機会があった。
キャンプがブームになっているが、ここに来るキャンパーたちは自然豊かな場所で非日常な体験を楽しんでいるという。
しかし、一般大衆化するに従い最近ではトイレやシャワーなどは清潔さが重要だし、また通信設備としてWi-Fiが利用できることも必須であるらしい。
この話からキャンプは非日常な体験を楽しむのだから「不便を楽しむ」ものだと聞いていたが少し違って来ているのかもしれない。
最新のキャンプ道具で過ごす快適なキャンプも良いが、火起こしから調理と明かりは焚き火、BGMは川の流れという、自然と一体化するワイルドなキャンプこそが「不便を楽しむ」のではないのかと思う。
若い時には少しでも便利さを求め借家からの脱失、快適な暮らしのために三種の神器を求め必死に働いきた過去を持つ者としては「不便を楽しむ」という時代の変化には複雑な気持ちになってしまう。
キャンプ場風景
「はなれ」と呼ばれてるキャンプ場