下野新聞(2002年1月31日付)に森林環境譲与税の「配分資金5割超未支出」と第一面に大文字で掲載された。
この内容は栃木県の元気な森づくり未来の森整備事業として2019年度と20年度に市区町村に配分された資金の54%(約271億円)が使われなかったという事である。
一方では日本の森林が荒廃しているという話を聞いているので矛盾している新聞の記事に驚いた!
矢板市の「森林経営管理制度に基づく私有林の経営管理について」という資料には・・
「間伐等の保育施業」が必要な「林業経営に適さない森林」の場合市が森林環境譲与税を活用して保育間伐等を実施するという内容もある。
資金が有るのに「使途が見合出せない」のは計画と実態が合わないのかもしれないし、その原因が人手が足りないのかもしれない。何が障害なのか知りたいものである。
既に所有する里山の再生のための、事前の意向調査という書類を市役所に提出してある。
今後の推移を見たいし山林の所有者としての里山再生への情熱は持ち続けたい。