新しいウォーキングシューズを履いて歩いている。今朝はサビ川の流れをしばらく眺めた。波は変化しているようであるがじっと見ていると一定の波形を繰り返している。
この風景を眺めていると昔に学んだ・・行く河の流れは絶えずして・・・後は忘れた、「方丈記」かな・・
後でパソコンで調べたら原文は
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし」・・
これは「いかに生きるか」という人生哲学であるとあった。なるほど~。
急激な時代の変化や自然の力に翻弄されている人間は小さな生き物に過ぎない。その中で、どのようにこの世に生きた証を残していけばよいのか、自分の生き方を見つめ直そう。
人生の終盤になるとどうもこのような気持ちが生まれてしまう。