カテーテル治療で苦しかったこと

5時間の治療中は体は一切動かせない、

苦しくないといったら嘘になる。

じっと耐えるだけだ、

看護師から我慢強いね、と褒められたが

昭和生まれで戦禍を知っている身では

この程度は我慢できた。

病室に戻って付け根からの出血防止で

6時間も寝たままの状態が続いたが、

音楽やTVで気がまぎれた。

苦しかったのは排尿だ!!

尿道に尿管を入れられたとき若い

看護師が苦戦していたので先輩看護師が

手伝って挿入ができた。

問題はその後だ、尿管を取り外してから

サッパリした気分でトイレに入った。

強い尿意だが痛さで排尿が出来ない、

やっと出たら血液が混じっていた。

自分の意志と違って排尿を止める神経

が働き、出したいが出ないのだ・

気張って少し出たが猛烈に痛い

どうも尿道が少し傷ついているようだ

尿を出そうとする意志と痛さを防ぐ

ために働く防御神経の戦いだ!!

何度もトイレを往復して少しずつ

慣らした。

入院で苦しかったのはこの排尿だった。

ジッとしていても体力は消耗する。

老化の進行が進んでいるのを知った。

退院して2日経ったが体の調子が

まだ戻らない。

費用請求があったので支払った、

自己負担額は99,500円だった。

総費用は百万円以上は掛かっている

筈、日本の国民皆保険制度に感謝した。

排尿時の痛さは激痛❗️