ネパールの旅の思い出

今日は、長年お世話になった大田原国際交流会を退会するにあたって会長にお礼の手紙を書いた。明日交流会事務所に行き直接お礼と感謝の気持ちを届けたいと思っている。

心臓のバイパス手術をしたのが1994年の6月13日だった、当時は人工心肺装置を使って胸を切開しての手術だったのでその前日のことはよく覚えている。

主治医から家族と一緒に聞いた話の中に危険率は5%という話だった。ベットで考えたことはもし幸いに社会復帰出来たらこれからの生活は経済的収入を得るだけの為に汲々と自己犠牲を続けるより、もっと別な生き方が出来ないだろうかと考えたのだった。

冠動脈3本に足と胸の静脈でバイパスを施した。手術は無事に成功し社会復帰が出来た。

手術して三か月経てば人間の体は元に戻るので、6か月後の12月末に10日間のネパールの学校建設支援とトレッキングも無理しなければ大丈夫ですと主治医の許可も出た。

大田原国際交流会が主催し参加した、この「ネパールの旅」は私に体力の自信と共にネパール人の貧しくても明るく生き生きと生活している姿を見て、私の生き方を変える原動力になった。

私の人生を変えた一助になった思い出深く懐かしい写真を眺めながら感慨に浸った。

標高2000m地帯でのトレッキング

山の中の学校での支援交流

小学生と一緒に遊んだ

建設したウグラダラ小学校