インターネットではネルドリップとペーパードリップの違いは色々と書かれている、簡単に言えば、ネルドリップはコーヒーの脂分がそのまま抽出され旨味が出るようだ。
ペーパードリップは紙で脂分がカットされてしまう。つまり脂分の違いで味が違うと言うことであった。
そこで先日、自家焙煎珈琲トリコで入手したパプアニューギニアの中深煎りの豆を使ってネルドリップとペーパードリップとの味の差を自分なりに比較してみた。
結果はネルドリップで淹れたコーヒーの方がコクがあり、まろやかさを感じた。家内もコクがあるねと言っていたから、まあネルドリップを使う意味はあったようだ。
好みが分かれるが、コクがありまろやかな珈琲を飲みたいならネルドリップだなというのが今日の結論であった。
問題は、抽出後にコーヒーカスを捨てるのも面倒だし、ネルは水洗いした後、水気を取ってジップロックに入れて冷凍庫に保存するので大変手間がかかる。
そのような手間が掛かることを考えるとペーパードリップの手軽さは捨てがたい。やっぱりその時の気分によって使い分けるのもいいのかもしれないと感じた。それと抽出温度は83℃よりもう少し高く90℃近くに上げた方が良いような感じがする。