透明水彩画の基礎

趣味で水彩画が始めてからもう4年になるが、趣味で楽しく描ければ良いからという気持ちがあり、基礎的なことはあまり学んでいない。

先輩の仲間はもう10年以上やっているから時々混色など教わり参考にするが。やはり楽しくが免罪符のような言葉で響いてくるからなかなか上達は出来ない。

構図の黄金比や色相などの基礎的な内容を学ぶこともあったが、やはり実際に何度も水彩画を描いて、自分なりに体得することの方が多いい。

最近YouTubeで小説の読み聞かせを聴いていたら偶然に水彩画の動画が出て来て・・・少し見ていると次になぜか「透明水彩パレットの基本的な作り方」という内容になった。

後でわかったのはパレットを作るのではなく、パレットに色をどのように並べるのが良いのかという意味だった。

パレットの並び順の一例

初めて水彩画を始めた時には18色の絵の具を買って、同時にパレットを買ったが色相環とかは全くわからなかったので、箱の中の順番通りにパレットに出して使っていた。

YouTubeでは、パレットにどの様に色を並べるのか、チューブからどのくらい出すのか、学べた。具体的にはイエローオーカー。バーントシェンナ。バーントアンバー。と続き後は虹の色に沿って赤橙黄緑青藍紫で並べれば良いらしい。

なぜこの順序が良いのか、それは「色相環を意識して並べる」ということは色相環で隣り合う色同士は混色しても濁らない。補色関係のある色を混ぜると彩度を失い濁ってしまうからだということらしい。

今のパレットを眺めると黄色の横に茶色があったり、青の近くに赤系があったりで色相とは関係が無くなっている。この状態でも私自身は不便を感じなく使ってきたが、学んだら気になる。

私のパレット、これだからダメか!

もう一つ解ったことは絵具は固めてから使う、このため絵具はパレットにたっぷり出して固めておくのだ。

白色と黒色はパレットには出さない。とまあ~いろいろ理屈は少しわかったが、これで絵が上手くなれるものではない。

ただ、この理屈は実際に水彩画を描いて来たから言っていることがスーット頭に入ってきた。

理論や理屈が頭に入っても、やれることは違う、手っ取り早く上達す道は無い。

何事も修行が必要なのだということに行き着いた。