新型肺炎に思う

観光地の客の激減、クルーズ船内の感染、武漢からの帰国チャーター機など新型コロナウイルスの関連ニュースで毎日あふれている。

まだ感染拡大は止まらないようであり、地元でもマスクが買えない状況である。これからどうなってしまうのか心配だ。

日本が国と民間を挙げて素早く中国への支援活動を始めたことに対して中国のSNSで日本を称賛するニュースやコメントが多いとネットに出ていた。

支援物資の段ボールに「山川異域、風月同天」と書いてあったようでこの意味は「山と川は違っても、同じ風が吹いて同じ月を見る。場所は違っても同じ自然や志でつながっている」

また「雪中送炭」というのもあるそうだ。この意味は「困窮している人に物資を送ったりして助けること」

思わぬことから漢詩に接することができたし勉強にもなった。

災害が起きたとき、最も厳しい立場に置かれるのは一般市民である。支援活動は災害に直面している人々に大きな希望を与えるという素晴らしい役割を果している。

いろいろな困難な災害では国境を超えた市民同士の助け合いや共に乗り越えようとする姿勢が強まって行くことを期待したいし、寄付など自身で出来ることは実行したい。

それにしても東日本大地震で傷ついた日本人に対していまだに根拠もなく放射危険を煽るような市民団体が隣国にあるようで残念だ。